愛瑠: ここです!
主人公: ついてからのお楽しみっていうから来たのに……
主人公: 愛瑠さん… ここだけは近づかないほうが……
愛瑠: できれば私もこんなところ来たくはありませんよ!
愛瑠: でも、3ちゃんねるに書き込みが……
主人公: え!?
主人公: 3ちゃんねらーだったんですか!!
愛瑠: いえ、違いますが?
主人公: ではなぜ3ちゃんに?
愛瑠: いろんな情報が集まると教えて頂いたものですから…
主人公: ……
愛瑠: それで名無しのはせさんという方のレスがこうでした
愛瑠: 「樹海散歩してたら裸王みたおww」と
主人公: で、それを信じたと?
愛瑠: はい……
主人公: しかし、大きな釣り針にひっかかったものですね
愛瑠: やはり釣られたのでしょうか…
主人公: きっと今頃メシウマ状態ですよ
愛瑠: うぅ~
主人公: と、冗談はさておき!
主人公: せっかくの手掛かりです
調べない訳にはいかない… でも
主人公: 樹海は迷いやすいみたいですしおすし
愛瑠: 心配無用です!!
愛瑠: そんなこともあろうかと色々と準備してきました!
主人公: お! さすが愛瑠さん!!
主人公: どれどれ……
主人公: あの
愛瑠: はい?
主人公: 練炭にロープ… なんだか物騒なものばかりですね
主人公: 選択肢間違えてません?
主人公: セーブのし忘れは後のフラグになりますからね
愛瑠: だ、だって3ちゃ――
主人公: 超速理解!!
主人公: 他には… 方位磁石ですか…
主人公: いつもより多く回ってまーす! ってバカ!!
主人公: まさか僕と心中しようと……
愛瑠: してないです! してないです!
大事なことなので2回言いました
愛瑠: それにしても不気味ですね…
主人公: 木々を揺らす風の音が僕らを誘っているみたいだ
愛瑠: 怖いこと言わないでくださいよ
主人公: 大丈夫ですよ!
僕が愛瑠さんを守ってあげますから!!
主人公: とりあえずは木に目印をつけていきましょう
愛瑠: はい……